エモと考察の狭間で。

エモと考察、バリキャリとゆるキャリ、厭世観と幸福論、事なかれ主義と突発的行動主義。ゆらぎのなかを揺蕩う、某ベンチャーマーケターの手記。

とはいえがっかり!?な3つのポイント【極東ロシア旅行シリーズ その2】

  ズドラーストヴィチェ!(こんにちは!)

くろえです。
前回の記事から少し日があいてしまいました。

ちなみに・・・実は記事をはてブとnoteのどちらにも掲載しているのですが、
A/Bテストした結果が結構面白かったので、いずれ共有します。
(ごく簡単に言うと、【noteの圧勝】でした笑)

※ちなみにはてブはこちらです。

その話は置いておいて(おい)、さくさく行きましょう。
前回は【極東ロシア旅行を推す5つの理由】として、アツくその推しポイントを語ったのですが、

今回は【とはいえがっかり!?な3つのポイント】についてお伝えしたいと思います。

※こちらは5泊6日ロシア旅行初心者の感想および考察です。一般的な事実を示しているものではないことをご了承くださいませ。ご意見・反論等もお待ちしておりますm(_ _)m

  本シリーズの目次

1. ロシアに行こうと思ったきっかけ ←前回
2. 極東ロシア旅行を推す5つの理由 ←前回
3. とはいえな残念ポイント3つ ←今回
4. ロシア旅行のコツ5つ ←次回
5. おまけ ←次次回

  がっかりポイント3つ

1. 言語的障壁がマジで高い!

言語的障壁は、主に以下2つの要素に分かれます。

【その1:英語が通じない】

(駅の行き先の表示も面白いほどNO英語!YESロシア語!表記。)

筆者はこれまで、それなりにいろいろな国々に行ってきた自負があります(エジプト、テニアン島、イタリア、フィンランド、インド、ネパール、ラオス、タイ、ベトナムカンボジア、中国、台湾、香港など)。
が、ここまで【英語が通じない】国は初めてでした・・・w

地元のおじちゃん・おばちゃんは、例えこちらが「わからない」という顔をしていても、ロシア語で喋ってきます(そもそもそんなに話しかけられないけど)。
タクシーの運転手さんも、そんなわけで、英語は基本喋れません(後述しますが、アプリでタクシーを手配したので、交渉などは不要でしたが)。

【その2:ロシア語が分からない】

(おしゃれだけど何が書いてあるかは不明、かろうじてカフェだけ分かる)

キリル文字の難易度がマジで高いです。
例として。
・Владивосток ウラジオストク
・Здравствуйте!(ズドラーストヴィチェ!=こんにちは!)

よ、読めねえ〜〜〜・・・!
GoogleMapも基本は英語表記なので、
眼の前にある文字と、スマホで調べた結果を
即座に照らし合わせることが難しいです。

(結局、ロシア語に翻訳するなどの手間を経て
なんとか理解する、あるいはバスなどに乗るときは
Google Mapでだいたいの位置を把握し、停車駅の個数で
降りる場所を把握する、などで乗り切りました。)

で、文字が読めないので、音読も出来ません。

(注文したいけど・・・伝えられない!もどかしい!)

しかも、博物館や美術館、水族館は余裕のキリル文字オンリー!
今回は水族館に行ったのですが、何かを見たとしても
「これは・・・うーん、タイ・・・?」といった感じ。

(ちなみに水族館はこちら。NO説明文NO音楽の状態だったので、
疲れた身体にはちょうどよかったです笑。)

いかんせん文字だけ見てもノーヒントなので、
学びが半分になったような、もったいない気持ちになりました。

とにかく言語が伝わらない、分からない。
これは非常にもどかしかったです。
(だからこそまた勉強して来たい、という気持ちになるわけですが・・・)

 

2. 全体的に塩対応

ウラジオストク駅前。駅と海がすぐ近くにあり、日本人からすると珍しい光景!)

上記の理由もあるのかもしれないが、
基本的にロシア人は塩対応。

例えばアジアに旅行に行ったときは
微笑みを浮かべてくれたり、積極的に笑い&話しかけてくれることが多いかなと思いますが、
ロシア人は9割方無表情。一瞥もくれない。No察し。
(一部人の良いおばちゃんを除く)

どうやらロシアには以下のようなことわざがあるらしいです。
「意味のない笑顔はバカの印」
ロシア人は人前で、または公式の場においてあまり笑顔を見せないそう。
それは、ロシアの常識では、特別親しい相手でないかぎり、一緒に談笑することは考えられない・・・ということらしい。
ソビエト時代の体制の厳しい監督の下で生活していたことなんかが関係しているとか。
さらに「笑いは心から発するもの」とされていて、形式的な微笑みはロシア人が苦手としているものであるんだとか。

確かに「ロシアのいい点」として「無駄に絡まれないので楽」と述べたが、
こちらが微笑みかけても塩対応のときには「へいへーい!なんちゅーこっちゃね!」と少しだけ落ち込みました。

 

3. 思っていたほど物価は安くない?

これは行ってみて意外でした。
(タクシーなど移動代は日本の1/4程度でしたし、
ホテルは四つ星のホテルに1泊2人で10,000円程度で泊まれましたが)
カフェや外食、チョコレートや食品などの値段は(もちろん店にもよるが)
そこまで安くなかったような印象がありました。

(写真はEnglish Menuのあるレストラン。1ルーブル=1.7円(2019年5月18日現在)なので、なかなかに強気な値段設定に見えてしまう)

・ロシアは寒い地域なので、食材の一部は海外からの輸入に頼っていること
・ロシアの他の町からの運搬にも時間やコストがかかること
あたりが原因なのではないでしょうか。
特に食料品・外食についてはそこまで安い印象はありません。

(でも、ビールはめちゃくちゃ安かったです!酒類については天国でしかなかった・・・!)

  とはいえトータル、良かった。

ですが、残念ポイントも、裏を返せば

1. 言語的障壁→学ぶ楽しみができる
2. 笑わない→笑える関係になれたら最高
3. 案外物価が・・・→とはいえ交通費やホテル代は安いので工夫次第

という感じなので、自分のスキルや価値観次第だなと思いました。
(まあ、それを言ったら元も子もないのですが。。。)

次回予告

次回は【ロシア旅行のコツ5つ】についてお伝えします!
それでは皆様、良き週末をお過ごしください。

ダスビダーニャ!(さようなら!)
パカパカ〜!(またね〜!)

(文字がわかんなくても美味しそうなことは分かる、の図。)

  ちなみに

「極東ロシアを旅行したい!」「旅行手配の方法などを知りたい!」といった方、ご相談に乗れるかと思います。むしろノリノリで乗ります。
また、本記事とは関係なくなぜか「UX/EXについて話したい!」「ベンチャーについて知りたい!」「転職・キャリアについて話したい!」という方もぜひコメント&ご連絡をば。