エモと考察の狭間で。

エモと考察、バリキャリとゆるキャリ、厭世観と幸福論、事なかれ主義と突発的行動主義。ゆらぎのなかを揺蕩う、某ベンチャーマーケターの手記。

【ビザ?予約?鉄道?】はじめてでも大丈夫!ロシア旅行のコツ5つ【極東ロシア旅行シリーズ その3】

ズドラーストヴィチェ(こんにちは)!くろえです。

(これ、全部ウォッカなんだぜ・・・)

さて、前回まで
【極東ロシア旅行を推す5つの理由】としてアツく推しポイントを語ったり、

【とはいえがっかり!?な3つのポイント】としてロシア旅行の難しさについてお伝えしてきました。

と、ここまで読んで、そろそろロシアに行きたくてしょうがない人が
いらっしゃるのではないでしょうか。(私は行きたい。)

というわけで今回は、具体的な旅行のコツについてお伝えします。

※筆者は【高コスパで旅行をする】宗教に所属しているため、【海外旅行=パッケージ旅行】を想定している方にはあまりお役に立てない記事かもしれません。
【少し手間がかかってもいいから、できるだけ安く、それでいて満足度高く旅行をしたい】と思っている人には、何らか貢献できるかと思います。

  本シリーズの目次

1. ロシアに行こうと思ったきっかけ ←1つめ
2. 極東ロシア旅行を推す5つの理由 ←1つめ
3. とはいえな残念ポイント3つ ←前回
4. ロシア旅行のコツ5つ ←今回
5. おまけ ←次回

  4. ロシア旅行のコツ5つ

 

1. ビザは(バウチャーさえあれば)自力でも取得できる!

まず、ロシア旅行はビザの取得が難しいイメージがあるのではないでしょうか。実際には、バウチャーさえあれば以下3つの方法で、自力でビザを取れます。

①電子ビザの形式で取得(大使館に行かないで&無料で発行可能!)
バウチャーを発行しさえすれば、ネット上だけで完結。
ウラジオストクだけ、など、都市を移動しない場合のみ。シベリア鉄道乗りたい場合はアウトです

②大使館でビザを取得(平日のみ。2週間程度かかるが無料で発行可能!)
バウチャーを取得することで、個人旅行も可能になります。大使館は平日のみですが、日本の祝日ではなく、ロシアの祝日ベースで休みになるので、日本の祝日に行くのが狙い目。

③代行業者に委託して大使館に行ってもらい、ビザを取得(バウチャーさえあれば行かないでも&短時間でも取得可能!)
代行業者にビザを発行してもらう方法。お金さえ払えば代わりに行ってくれます。ただ、この前提としてはバウチャーの取得が必要となります。

ただ、このバウチャー、自分で手に入れるのは非常に難しく、以下2つのいずれかの方法で発行できます。

①ネットなどで空バウチャーを発行する
②ホテル・ツアーなどの予約などをしている旅行会社に発行してもらう

Expediaなどで個人でホテルを手配したい場合には、①をするしかないかと思います。この記事は②をしたい方は読んでない気もするので、その方法については割愛しますね笑。
(これやると、値段が跳ね上がります。私は見積もりしたら1人あたり5万くらい高くなったので、やめました)

なお、空バウチャー発行の詳しい方法は、以下記事が親切でした。

 

2. とにかくすべて事前予約が吉!(鉄道、バレエなど)

私はロシア語が怖すぎたのと、特に鉄道はモスクワ時間でわかりにくかったりするという噂を聞いていたので、とにかく事前に確保・予約をしていきました。事前予約なら英語さえ読めれば比較的楽に予約できます。
ちなみに私は以下を予約していきました。

・飛行機
・ホテル
シベリア鉄道(2人個室)
・バレエ(演目、時間なども検討の上決定)

結果、(現地ではほぼ言語が通じなかったため)すごく良かったです。
※上記の中でも、バウチャー発行時に【ホテル名】は書く欄があるので、必ず事前の予約が必要となります。

上記、予約の際の注意点をいくつか。

・飛行機
アエロフロートで、事前に座席の指定をすると追加料金がかかったのですが、結局チェックインの際に選べたので、特に追加料金を払う必要はなかったです。

・ホテル
ホテルは複数のサイトで比較しましたが、Expediaがなんだかんだ安く、一番ラインナップも多く、良かったです。オススメ。

ハバロフスクのソプカホテル。4つ星ホテルで1泊10000円程度。おすすめ。)

シベリア鉄道
現地でチケットを買う方法は、現地で駅に行って色々見たけど、最後までわかりませんでした(日本人に聞かれたけど答えられなかった・・・w)。
夜なので窓口っぽいところは閉まっていたし、すべてのものはロシア語表示なので、強く、事前の予約を推します。なお、説明はここに詳しかったです。

(これ、ウラジオストク駅の天井なんだぜ・・・?)

(これ、ハバロフスク駅の駅舎なんだぜ・・・?)

・バレエ
ネットでもさくさく買えます。が、一点注意が。
申し込む場合に、「Special rate」と「Full rate」の2つから選べるのですが、デフォルトで選ばれている「Special rate」は【ロシア人のみ】とのことなので注意。Full Rateのほうを選択してください。
なお、こちらの説明はここに詳しかったです。


3. まじで英語は伝わらない。基本的なロシア語だけは習得すべし!

以下のロシア語は必ず発音できるよう、覚えておいたほうが良いと思います。上から優先度順。

・Да=ダー はい
・Нет=ニィエート いいえ
・Здравстуйте!=ズドラーストヴィチェ!こんにちは
・До свидания=ダスヴィダーニャさようなら
・Спасибо=スパシーバ ありがとう
・Извините!=イズヴィニーチェ!すみません
・Хорошо=ハラショー いいです、わかった
・Где=グジェ(疑問詞)どこ
・Это Дайте=エタ ダイチェ これください
・Вкусно=フクスナ おいしい
・Красиво=クラシヴァ きれい、かわいい
・Японец=イポニェツ日本人(男性)
・японка イポンカ 日本人(女性)

※できるだけ早口で言うのがポイント!それっぽくなる気がする(当社調べ)

また、以下のロシア語はよく見かけるので、文字を見て意味が分かるほうが良いかもしれません。

・Ресторан リスタラン レストラン
・Гостиница ガスティニツァ ホテル
・Театр ティアトゥル 劇場
・Музей ムジェイ 博物館、美術館
・Такси タクシ タクシー

逆に、以下は、覚えなくても良い(使いづらい)言葉です。

・Пока=パカー またね
※バイバイのように「パカパカー」を使うこともあります
→親しい間柄でのみ利用するらしく、微妙な顔をされました涙
・Сколько стоит?=スコリカ  ストイット いくらですか
→通じますが、9割ロシア語で返ってくるので、意味をなしません。
・Спокойной ночи=スパコーィナイノーチ おやすみなさい
→長い。ダズヴィダーニャで十分


4. Gettを必ずスマホに入れるべし

Gettはこんな感じのアプリです。

行き先を地図の上で指定すれば、金額も自動で設定してくれるスグレモノ。ウラジオストクでは、GoogleMapを利用してもGettに誘導されます。
(ちなみに、Gettは特にハバロフスクでは登録台数が少なかったので、何回も同じ人が出てきました・・・笑)
なお、インストール〜利用方法などの詳細は、以下URLが詳しかったです。


5. クレカは必須!

今回の場合、現金は5000円くらいをクレカでキャッシング@空港。
それ以外はクレカ払いで済みました。VISAかMASTERがあれば大丈夫(当然ですが、JCBはほぼだめです)。
ルーブルは最低限のみを、ATMキャッシングで引き落とし、利用する・・・というのが良さそう。街の中には銀行などもありましたが、営業時間にも限りがあり、少額であればATMのほうが便利だなと感じました。

※但し、キャッシングの返済方法は要チェック!私は楽●カードが1,000円からデフォルトでリボ払いになっており、帰国後に鬼の形相になりました。。。

  というわけで

上記さえ押さえておけば、おそらく旅行内での不安は少なくなるかと思います。超絶オススメしたいので、わからないこと等あれば、是非コメントやご連絡をいただけますと幸いです!

ウラジオストクの遊園地。ちょっとイっちゃってる感じが最高。

  次回予告

次回は【ロシア文化の豆知識 ココがスゴイよロシア人!】についてお伝えします!
それでは皆様、良き週末を。

ダスビダーニャ(さようなら)!
パカパカ〜(またね〜)!