【毎年恒例】2017年振り返り ~多動の先にあった「知」
こんばんは。
中国研修の行き帰りの飛行機の中で、自分の1年間の思考を垂れ流しきった私です。
(これの前に上げてたブログたちはそれです)
これでやっと2017年の振り返りができるぜ・・・!
総括 ~2017年はどんな1年だったか
私のこの1年を一文字で表すとすれば、「知」になるかなと思います。
3か月単位くらいで来る激動と自己内省の繰り返しにより、
自分を知り、自分に対する期待値が定まったように思っています。
起こったこと振り返り
この1年を、トピック別にかんたんに振り返ってみます。
- 恋愛への危機感からの婚活→挫折
ゆるやかな心の平安と漠然とした不安のなかで、
「いやこれこのままだとまじで結婚できないわ・・・」という危機感と、
正直誰でもいいんじゃないかという楽観により、突発的な思いつきから
婚活(結婚相談所への登録→お見合い無双)を開始。
「わたしはそもそも自己開示のハードルが高く、かんたんには仲良くならない」
+「近しいコミュニティの人としか深く交わるインセンティブを感じない」
=「(現段階では)婚活による結婚(結婚を目的とした親睦)というシナリオは無理」
という結論に至るなど。
(よくよく考えたら歴代彼氏氏も近しいコミュニティの人しかいないし、
どうして気付かなかった感しかないわけだけど!)
まあかなり高い買い物だったけど、良い学びだったってことで(言い訳)。
で、ここから先は仕事関連。
どうしてもマインドシェアがそっち中心。
- 営業~デリバリ一連の担当経験
営業~提案~見積もり交渉~納品まで、自分の提案した案件をデリバリした。
自分の納得いく形でプロジェクト設計をして、
押し付けではなく納得感のあるプロジェクト設計ができたのは、
自分にとってはいい経験だったなと。
お客様からの期待値は高かったものの、それだけ頑張ろうと思えたのは良かった。
- 自分の苦手な大量作業/進捗管理系案件
自分のケイパビリティから外れた(いわゆる苦手なタイプの)案件も。
精緻な作業が苦手な私がひたすら進捗管理と間違え探しをするPJTだったわけだが、
PJT本筋とは他のものに目的を置換して
(今回の場合は後輩との協業やPJT設計の訓練)なんとか完遂。
(苦手な領域をいかに乗り越えようか頭を使うのはよい経験だった一方で、
やっぱりバリューは出にくいので、今後は極力自分に回ってこないようにしようと願ってはいる。)
- いくら楽しくても限界を超えると死ぬ、という学習
9月の繁忙期に大量の案件依頼。
自分の興味範囲の領域だったこともあり、自分を過信してPJTを詰め込んだところ、
耳とか胃とかが変なことに。
耳が聞こえない、とか、原因不明の吐き気とか、正直、怖かった・・・。
「いくら心根は元気でも体はおかしくなることがある」
という自分の身体的限界の存在を知った。
そして、無理し過ぎは周りにも迷惑をかける。
- ひとりぼっちはうまくいかない、という経験
そして、身体のおかしさを少し引きずっての、これ。
(社外の)上司との信頼関係構築および情報連携に失敗し、
精神的不安定状態となり、鬱症状、過食嘔吐などの症状を発症。
私にとって「人とのつながりや信頼関係」は絶対的な仕事の地盤であり、
他の目的などに意味づけすることはできなかったので、
近くにいる他の人(上司や先輩など)に助けを求めて、なんとか完遂した。
(あれは今年一番辛かったかもしれない。。。)
自分は1人で仕事をするのが苦手であるということと、
それ以上に一緒に仕事をするうえでは心理的安全が担保されることが
何より重要であることを知った。
※上記2つについてはブログに言及があったので、こちらもどうぞ
- 「稼ぐ」ということへの関わり方
「ライスワーク、ライクワーク、ライフワーク」の話とか、
友人が突如としてネットワークビジネスにハマってしまった話とか、
ビットコインで大儲けした周囲の人の話とかを通じて、
自分の労働を何と定義し、何を捧げることによって
お金を得るのか、ということを考える機会が多かった。
2個前のブログで「お金の使い方に思い切りがない」話をしたが、
お金は自分の心地よい範囲でいいや、という諦めもついたので、
ガンガン稼いでいくというよりは、自分の思考が豊かにしながら
いかにそれに見合ったと思えるようなお金をいただくかを考えていく必要があるように思う。
(これは2018年への宿題でもある)
- 新しい世界が来るという危機感と期待
現代の若者の行動特性をデジタルデバイスの利用から探る案件をデリバリしたこと、
先週の中国研修in上海で中国の社会が劇的に変革していることを思い知ったこと、
などを通じて、
世界はものすごい勢いで変革していて、日本は我々の意識と関係なく、それに飲み込まれるんだなあ
としみじみ実感しました。頭を鈍器で殴られたような衝撃。
日本人も中国人も、享受している恩恵は同じでも、
向かっている社会の方向性が違う気がして、くらくらするような思いがしたと同時に、
そんな日本で生きていく私/私たちが、
どのような視座・立場・覚悟・目的意識で日本や会社と向き合うかについては、
本当にちゃんと考えないといけないなあ、と思った。
(これはもうちょっと整理してブログ書きます)
何が分かったか
4年間社会人として生きてきたなかで、
- 自分がどんなこと/状態を好むか
- 自分にどんな行動特性があるか
- 自分がどんなことができる/できないか
- 自分はどうしていくべきか
- 自分は何のために生きているのか
ということが、ようやく、徐々に輪郭を帯びて理解できてきたような気がしています。(もちろん暫定解だけど)
上記の内容を少しだけ書いてみます。
- 自分がどんなこと/状態を好むか
思考が捗る状態。
自分で考え、それを(文章かオーラルコミュニケーションで)表にだし、
相手からのフィードバックを取り込みながらさらに前に進めていく状態。
※ただし、捗る思考の領域に関しては割と限定的なのは、
ブログのネタに偏りがあるところを見ても明確。
- 自分にどんな行動特性があるか
気になった仮説があったら、妥当性を計測する前に、
まずは大量にインプットを収集する。
※ただし、現在はその「分析」のところに課題がある。
折角収集した大量のインプットをうまく整理・構造化しきれていないので、
自分でも改善しつつ人の力を借りつつやっていく部分でもあると認識している
- 自分がどんなことができる/できないか
やれると思っているのは、
自分が貢献したいと思う相手の役に立とうと思い、相手を理解しようとすること。
特にインプット収集や自分の解釈を相手に伝え、
課題特定から解決に向けての方策に対して正のスパイラルを回すこと。
おもに仮説の精緻化や意思決定支援については、
特に自分の考え詰めてきた領域におけるそれはやっていきたいなあと思っている。
ただ、他人が絡めば強いものの、
自分のことや、自分で意思決定を下すのがめっぽう苦手。
仮説を立てて、それを一次インプットにより補強・精緻化し、
友人などの力を借りながらそのインプットを解釈し、
考察(つまり整理・構造化)していく、というのはできるものの、
結局意思決定ができない。つまり、自分単体で成果を上げることは難しい。
(だから投資とか婚活とか転職なんかもたぶん苦手)
それから、長くことにあたるのは、志や想いがないと難しい。
基本的に刺激反応的にさまざまなことをやっているので、
長く続けるためにはそこに対する特別な思い入れが必要。
で、そのために必要なのは、自分や他人への適切な期待値。
基本的に自分への期待値が高いので、キャパオーバーなことを引き受けたり、
自分でコントロールしないうちに倒れ、無自覚のうちに(あるいは自覚的に)身体を害したりする。
コントロールする仕組みを作ったり、
コントロールを支援してくれる他者が必要だということは本当に痛感している。
- 自分はどうしていくべきか
意思決定が苦手なのは、今まで経験がないということに加え、
やはりどこか物事に対して(自分の人生ですら)傍観者的だったということに端を発するように思う。
いまは他人に決めてもらったり、手伝ってもらったりしながら、少しずつ自分のことも決めていきたい。
※それをどこから手を入れていくのかはわからないが、そのカギになるのは「自己肯定感」と「自己尊厳」であるように思う
自分に対する期待値が適正化されていき、それに伴い他人に対する期待値も
じょじょに適正化され、自分の心の安定がもたらされるようになったように思う。
他人に無茶な幻想を抱いたり、誰かが何とかしてくれるだろうという期待値は抱かなくなった半面、
「これは私のやるべきことではなく、XXのやるべきことなのではないか」という風にもなったのが今年だったかなと。
-
自分は何のために生きているのか
これがクリアになったのが、自分にとっては一番大きかったと思う。
これは後ほどゆっくり書くことにするが、
私は「人生の仲間を作る」ために生きている。
どんな立場の人とも、「お互いにお互いを良くしていける」関係性を求めているし、
そういう仲間を作ることが人生の目的だと思っている。
だからこそ、そういう仲間と一緒にいられるような環境を整えるのが大事そう。
・・・っていうこととかを自覚したってところまでが振り返り。
次の記事で2018年について書こうと思います。
追記:仕事の振り返り
事実に基づく振り返りもしておこうかと・・・
- 1月 新上司に心酔
- 2月 元カレロスからの脱却を図る、PJTは頑張る
- 3月 納品。とにかく仕事を頑張った
- 4月 上司ロス、燃え尽き症候群
- 5月 なんとか持ち直すものの、だれ気味なのをなんとか奮い立たせる
- 6月 初の大量情報処理案件、初の部下、婚活開始
- 7月 案件疲れ、婚活疲れ
- 8月 片思い王子的な人の低血圧に勝手に振り回される、PJT頑張る
- 9月 PJT充実するも多忙による体調不良、自分の力不足を思い知る
- 10月 上司との連携不足による精神不安定、退職を覚悟する
- 11月 若年層行動調査PJTでの成功体験
- 12月 人生が迷い子→China Tripで方向性が少し見える