エモと考察の狭間で。

エモと考察、バリキャリとゆるキャリ、厭世観と幸福論、事なかれ主義と突発的行動主義。ゆらぎのなかを揺蕩う、某ベンチャーマーケターの手記。

私にとっての夏休みと、この夏を機にやりたいこと。

 

夏休みなう。
というわけで、先日金曜日から、弊社は夏休みに突入した。

*** 

正直、夏休みの前は、いつも私は途方に暮れる。

普段の平日は目の前にある仕事をウンウン唸りながら何とかこなし、
休日はそれ以外の自分のしたいこと、やらなきゃいけないことを片付ける。

しかし夏休みになると突然長い休みを言い渡される。

 

人生においてやりたいことがあまりないかつ、
休みの日まで(まして大好き上司様のいない)
仕事場に行くのは何となくプライドが許さないかつ、
家にいるのが嫌いな自分にとって、試練のときが訪れる。

 

これまでの夏休み

 

これまでは正直、そのとき付き合っている殿方に
夏の時間を旅行するなどして良きように
埋めてもらっていた(気がする)。


(上記だと至極言い方に語弊があるようにも思うが、
実際のところは「好きな人との紐帯を深めるために夏の時間を利用していた」
と表現のほうが適切かもしれない)

 

今年の夏

 

しかし、この夏はそういうことが一切ない。

これまで「彼氏」と公言できる人が、(ましてこの時期に)
いないことはなかったから、余計に狼狽した。

※夏は誕生日でもあることから、
余計に意識して人といるようにしていた
・・・ということなのかもしれない。

 

いつもやんわり遊んでくれている人も、今年はどことなくつれない。
密かに萌えしだいている人も、日本ではないどこかに消えていった。
女友達はだいたい、収まるべきところに収まっている。

その所在なさたるや。

 

というわけで、
この夏はいよいよもって自分の中にあるものとちゃんと向き合い、
それを表に出す取り組みに着手するべきタイミングかと思っている。

 

20日までの一週間は、そういうことに少しずつ取り組んでいきたい。

 

上司様と約束したこと

 

毎年、親愛なる上司氏と夏の目標を(一応)立てる。

この夏は「具現化しよう!」ということになった。

※経緯としては、私が画面設計を始めとした
具現化フェーズを極度に苦手にしており、

・とっかかりが遅い
・なかなかPDCAが回らない
・仕事に対するやる気が減退する
・ますますやらない
・一朝一夕にどうにかしようとするがそういうものでもない

などの課題を持っていることが所以と考えられる。

 

これはつまり「思考した何かが吐き出される」
ということに対して、よりは、
「他人が見ても大丈夫なくらい、表に出せる何らかのブツ」
が出来てくることを期待されているのだろうと思う。

 

・・・ということなので、まず明日からは
「具現化とは何か」というところから考えていることを書き連ねようと思う。

直観的には、
「仕事でもいい、それ以外でもいい、
何か自分の中で腑に落ちるものを世に出せたら最高だ」
と思っているように思う。

しかし、この心理的障壁の大きさはなんだろう。

まずはその心の動きや心持ちが
どういうことを意味しているのか、考えてみることとする。

 

自分と約束したこと

 

以前にも書いていたし、顔本のお誕生日投稿にも記したことだが、
私は「自分自身が読書と距離があること」が大きなコンプレックスである。

本に没入したことは今までにない。
本に感動を覚えたこと?ましてない。
(ウェブ記事とかならあるわけだが)

 

長い論理構成や主張を咀嚼する力がない、という話以上に、
壮大な物語への想像力が欠如していたり、
ダイナミズムをもって進行する物語を俯瞰できない、
そもそも即座に利益になるものしか興味を持てない、

・・・など、自分の狭量さや浅学さなど、全てのコンプレックスの端緒に
「自らの読書体験の貧しさ」が影響していると考えている。

 

なので、この夏は、半ば無理矢理にでも
本と接触する機会を増やそうと思っている。

・1日1冊読破
※ただし漫画は含まない。短編集や小説はOK

以上のルールを運用していければと思っている。

 

終わりに

 

この夏が終わったとき、
「振り返れば、何かいいことや示唆が得られた」
という状態になっていればいいな、と思う。

毎年同様(どちらかと言えば私的な用事で)
忙しくすることは規定事項なのだけれど、
そのなかでも、少しずつ自らにとって心地よく、さらに言えば
自己を承認してあげられるような習慣づけを
少しずつやっていけるような、その端緒としたい。

 

それでは。あでぃおす!

~夜間の水上温泉より、愛をこめて~

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