もういないあなたへの手紙(今年の初めごろの文章です)
おはようじょ。くろえです。
11月になり、ますます寒さが身にしみる昨今ですね。いかが過ごしでしょうか。
さて、更新しようと思っていたブログの記事(過労死の続き)が吹っ飛んでいて執筆意欲を大幅に削がれたので、さっき見つけた、今年の初頭に書いたブログの下書き(鍵付きってことは非公開にしていたのかな?)を謎に晒します。
私にしては短く、すっきりまとめており、すごいな過去の私、とも思ったり。
まあこれ、半分くらい創作(フィクション)なんだけど、こういう気持ちだったんだろうね。今はすっかり懐かしく、そして微笑ましくも思います。
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こんにちは。
今頃あなたはどこかで誰かと幸せに暮らしていると思います。
でも、その事実だけで十分です。
あなたと一緒だったらどこまででも行ける、そんな夢を持っていた時期もありました。
私とあなただけの世界でも、きっと何か新しい概念、事象、ふたりだけのもの、が生み出せると信じていました。
優しい言葉を、言葉のままに信じたいと思っていました。私のことばも、あなたのことばも。
届かない、叶わない、とわかっていたけど、やっぱりそうなんだ、と思った時には少しだけ傷ついたふりをしました。
そのときは、人生の春が終わってしまったような感じがしました。今だってそうかもしれません。
それでも生きて行かなきゃいけないらしい。
もっといい明日がある期待を捨てられない。生きているからには、捨ててはいけない。
だから、ちょっとだけ忘れて、すごく引きずって、でも、これからも生きていこうと思います。
とっても優しくて、とっても温かくて、とっても幸せな時間があったのは、真実だと思います。
さようなら、ありがとう。